さらばADSL。


え〜、まずは私の過去です。


【My回線年表】
回線種類 変更の理由とか
1996 56kアナログモデム とにかくインターネットをやりたい。
1998 ISDN64k 通信速度改善のため
2001-8 ISDN64k Iプラン このままでは電話代で白髪になるため
2001-12 ISDN64k フレッツISDN Iプランでは、かえって接続時間を気にしてハゲるため
2002-11 さらばISDN 速度面の不満。ISDN64kではメールが限界か。
2005-4 さらばADSL 特に不満はないが、気分で。



B’フレッツにしようかな。


 現状は ADSL 8M で、リンク速度は 5.7Mbps安定。インターネットスループットは、1.5M〜5Mで、大体は、約3Mです。客観的に見て、中の上か、上の下ってところでしょうか。実際に特に不満はないんです。
今回、光った動機は、勧誘電話と迷惑FAXばかりの、ほぼADSL専用とも言える家電話を廃止にして、浮いたお金で光れそうだったからです。

【基礎知識(2005-2 現在)】
タイプ 本線の速度 分岐人数
ベーシック 100Mbps なし
ニューファミリー 100Mbps 32人
ハイパーファミリー 1Gbps 32人
Bフレッツ月額利用料
回線終端装置利用料
屋内配線利用料
────────────
合計
\4500
\900
\200
────────
\5600



いつもの勧誘電話が始まりです。


 相手をするのは面倒なのでいつものように「ちょっと今は忙しいので、夜にして下さい。」と言って電話を切りました。夜は出かけちゃうので本当に電話が来ても関係なし。でも今回はタイミングが良すぎて、出かける直前にかかって来たので、一応話だけは聞いてやることにしました。
 電話の向こうは若い女性でした。そのやりとりと、私の頭ン中の本音を要約します。

女:「NTTと提携している、株式会社○○の△△です。今度ハイパーファミリーという1Gの光通信が始まります。」
私:「ハイ。」
本:「もうウチがエリア内ですか。少し情報収集するかな。」

女:「お試しキャンペーン期間中でして今申し込みされますと、工事費が全額無料、さらに使用料が2ヶ月無料になります。いかがでしょうか。」
私:「えーと、いろいろと聞きたい事があるんでお願いします。」
本:「さて、どうやっていじめてやろうか。」

私:「まずは速度面のことですが、ベストエフォートですよね。1Gって誤差を含めても900M位は出るんですか?」
女:「ベスト・・・フォ・・・?、少々お待ち下さい。」

 −−−詳しいスタッフに聞きに行ったらしい。−−−

女:「多少の誤差はありますが、900M位は絶対に大丈夫です。」
本:「カタカナ弱そうだな。桁間違えてボケたつもりだったのに大丈夫だって。しかも保障付きかよ。」

私:「ニューファミリーの100Mは分岐で何軒かに分かれるので実質20M位が限界みたいですけど、ハイパーの分岐は何軒なんですか?」
女:「何軒・・・分岐・・・?、少々お待ち下さい。」

 −−−詳しいスタッフに聞きに行ったらしい。−−−

女:「お客様が1人でお使いになれます。」
本:「うっわー、録音してぇー。」

私:「分かりました。では料金ですが、工事費は完全に無料なんですか? 月額利用料はいくらでしょうか?」
女:「お試しキャンペーン中で工事費は\27000〜\36000ですが無料です。利用料は3ヶ月目から\5460になります。」
本:「初期投資が安いのは素晴らしいね。」

私:「お試し期間ということは、気に入らなかったら元に戻せるってことですか?」
女:「そうです。全て無料ですので、やってみて損はないと思います。」
本:「そんなにおいしい話ってあるかなぁ。」

私:「もう一度確認しますが、900Mの速度は保障されているんですね。」
女:「え〜・・・、詳しい者と代わりますので少々お待ち下さい。」
本:「知らないってのは強いけれど、念を押されると急に弱気になるんだよな。ここらが限界でしょうな。」

 −−−ちょっと気の弱そうな男性スタッフが出て来ました。−−−

男:「お電話代わりました。ハイパーファミリーの速度のお話でしょうか。」
私:「はい、さっきの説明では、1人で使えて900Mは大丈夫ということでしたが。」
男:「ハイパーの1Gというのは大元の本線の速度でして、お客様のPC上では50M位は出ると思います。」
本:「どうやらまともな人みたいだな。」

私:「1Gの本線に繋げている何人かで共有するから、50M位っていうことでいいんですか。」
男:「その通りです。」
本:「帯域制限みたいなのはあるのかな。」

私:「極端な例として、20人が同時に使えば1人50Mですよね。同時に使っていなければ100M近く出るんでしょうか。」
男:「極端に言えばそうですね。」
本:「すると何人だろうが同時に使っていなければ問題ないわけだ。」

私:「なるほど。では本線からは最大で何人位分岐するんでしょうか。」
男:「それは分かりません。」
本:「なんだと。じゃあ、」

私:「もしかしたら100人分岐して半分の50人が同時に使えば、1人20Mってことですか。」
男:「そういう計算になりますね。」
本:「へー。じゃあ、」

私:「1000人分岐して万が一全員が使ったとしたら、1人1Mってことですか。」
男:「そんな状況はありえません。」
本:「そりゃそうだ。」

私:「だいたい普通は何軒くらい分岐するんですか。」
男:「それはこちらにも分からないんですよ。」
本:「ちょっとうさんくさいナ。」

私:「少し考えてみますので、来週にどうするか電話します。」
男:「分かりました。よろしくお願いします。」

 通話終了。約47分間。


直接対決


 翌日、ノジマン電器がオープンなので偵察に行きました。
店内に設置されているプロバイダ入会コーナーにてパンフレットを物色していると、Bフレッツコーナーのオバハンに捕まりました。丁度いいので情報収集。

私:「昨日、勧誘電話が来まして、内容を確認したいんですがいいですか。」
婆:「なんでも聞いて下さい。今はキャンペーン中でお得ですよ。」

私:「速度のことなんですが、だいたいどれくらい出るんでしょうか。」
婆:「ハイパーは1Gも出ますよ。ファミリーが100Mだから100倍ですよ。ISDNでも128Mだから80倍は速いですよ。」
本:「・・・・・。どこから突っ込めばいいのかしら・・・。」

私:「えっと、単位と計算は置いといて、1Gってのは本線の速度で、途中で何軒か分岐するんですよね。」
婆:「ファミリーは5人で使えるのよ。ハイパーは100倍だからもっと多くても大丈夫。」
本:「いわゆるダメなオバハンだな。さっさと引っ込んでもらおう。」

私:「あのー、例えば、1Gを同時に10人で使ったら、1人100Mになっちゃいますよね。」
婆:「いえいえ。ハイパーは1Gなのよ。何人でも大丈夫ですよ。」
本:「ひょっとして、からかわれているのはオレの方か?」

私:「そんなはずはないですよ。1Gを何軒かで共有しているから、同時に使えば速度が落ちるはずですよ。」
婆:「ああ、それはマンションタイプのことですよ。ハイパーは何人だろうが速度は1Gですよ。」
本:「オバハン、あんた、自分の売っている商品、全然理解してない。」

私:「うーん、ファミリーもハイパーも基本は同じで、分岐する前の本線の速度が違うだけだと思いましたが。」
婆:「それなら116に電話して確認されてはいかがですか。ついでに分岐とやらも。今すぐかけましょうか。」
本:「おー。やってもらおうじゃねぇか、勝負だババア。」

 備え付けの電話で116。しばらく待って繋がると、ババア「お客様が確認されたいことがあるそうなので代わります。」と言って受話器をよこしました。
 ファミリーとハイパーの違いを説明してもらい、私の言ったとおりで間違いない事を確認しました。ついでに最大分岐数はどちらも32人と判明。さらにちゃんとしたNTT関係会社なら、質問すれば分からないなんて答えない。NTTを騙ったニセ会社が最近多いから注意してくれと言われました。

 せっかくただで116に繋がっているので、少し意地悪もしてみました。

私: 「高速1Gハイパーファーミリーという表現なんですが。」
116:「はい。」
私: 「1Gはあくまで理論値だし、実際に使えばファミリーと変わらないですよね。」
116:「実際はそうですね。」
私: 「ウソだとは言わないまでも、かなり紛らわしい表現だと思うんですが。」
116:「えぇ、それは、その、そうですねぇ、ウソではなくて、謳い文句なんですよ。」
私: 「謳い文句!」
116:「はい。」
私: 「なるほど。どうもありがとうございました。」

 通話終了。さぁ、かかって来いババア。
ババアはカウンターの一番奥で何かやっています。呼んでも返事はするんですがこっちには来ません。

私:「電話終りました。」
婆:「あ、そうですか。」
本:「逃げんなよ。」

私:「やっぱり私が言ったとおりですよ。」
婆:「あ、そうですか。」
本:「負けを認めろよ。」

私:「最大分岐は32軒なんですって。」
婆:「あ、そうですか。」
本:「・・・・・ババア。」

 タイミング良く閉店のBGM、ホタルの光が流れて来ました。

私:「来週また来ますね。」
婆:「あ、そうですか。」
本:「どうやら、私がからかわれていたらしい。」


申し込みました。


 キャンペーン期間は3月末までなので、ISPに電話をして工事をお願いしました。
ちなみに工事費無料キャンペーンは一応3月末で終わりですが、いつも何かキャンペーンをやっているので、特に慌てる必要はないそうです。
 そして、いろいろと訂正がありました。
工事費無料の正確な意味は、\14227 までをプロバイダが負担し、それをオーバーした分はユーザーが負担するそうです。特別な工事でなければ、大体はその金額で収まるそうです。
さらに、お試しキャンペーンだから具合が悪ければ元に戻せる。ってのは間違いでした。あくまで光回線施設工事費の\14227 を負担するだけであり、戻すのにかかる費用は別モノだそうです。


工事業者が来たよ。


 工事当日、開始1時間前に男性スタッフから確認の電話連絡がありました。

男:「これから伺いますが、準備はよろしいですか。」
私:「ハイ。よろしくお願いします。何か用意しておくものってあるんですか。」
男:「設置機器の電源が必要なので、ケーブルの出口付近に電源用コンセントを用意しておいて下さい。」
私:「ケーブルの出口って、どこに出すんですか。」
男:「出口は行って見ないと分かりませんねぇ。」
私:「じゃあ、来てもらうまで、コンセントを用意することは出来ませんよねぇ。」
男:「はっはっは、そうなりますかねぇ。」
私:「はっはっは、そうなっちゃいますねぇ。」

 好感度と不安度が微妙にアップしました。

 工事は時間ピッタリにスタート。
1人は家へ。もう1人はリフト作業車で電柱へ。分担作業。
電線から家の屋根。屋根から壁にケーブル引っ張って、クーラーのダクト付近に何か装置を取り付けました。そこからケーブルが室内に入ります。
光ケーブルのまま廊下を通そうと思っていたんですが、それは出来ないと言われました。何故ならば、光ファイバーは電線じゃないので、直角に曲げると折れてしまうから。なるほどそうでした。たしかガラス繊維か何かでしたね。
適当な場所で終端装置を設置し電源を確保。見た目はADSLのモデムとほとんど同じです。
業者の工事はここまで。そこからは自分でLANケーブルを引っ張ることになります。
約3時間の作業でした。


ヒカリアンだ。


 特に何も問題なくリンク確立。接続ツールの設定も特に問題なく、NET接続成功。早速速度測定をしてみました。
リンク速度は、84Mbps。インターネットの回線速度測定サイトでは、16M〜38Mで、ほぼ20Mってところでした。ちなみにUp速度は、約3.5Mでした。

注) 後日、再計測したところ、DL22M、Up23M、という結果が出ました。いくら何でも、3.5Mは変だよな。


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